ビューティガレージの今第1四半期連結業績は増収大幅増益、営業利益70%増に

■物販事業でのモバイル経由全体の売上高は前年同期比42.5%増

 ビューティガレージ<3180>(東1)は7日、17年4月期第1四半期連結業績を発表した。

 同社グループは、プロ向け美容商材ネット通販の最大手。ITとリアルを融合連携させ、美容商材の物販事業と開業・経営ソリューション事業を手掛ける。発表によるとオンラインショップ登録会員数は、前年同期比15.0%増の28万7265口座と拡大基調。このうち過去1年で6回以上購入したロイヤルユーザ数は同24.0%増の1万6633口座とリピート顧客が増加し、売上高は前年同期比16.9%増の23億3100万円と堅調に推移した。

 利益面は、「Beauty World Japan2016」への出展など積極的なプロモーション施策を実施しながらも、営業利益は1億1300万円(前年同期比70.0%増)と大幅に伸長した。経常利益は市場変更費用1600万円及び為替予約の評価損1000万円を計上し、同29.5%増の8600万円、純利益は同33.9%増の5400万円となった。

 セグメント別に見ると、物販事業は売上高が同13.3%増の17億7600万円、営業利益が同48.6%増の1億2700万円だった。特にモバイル経由全体の売上高は前年同期比42.5%増と大幅な伸長であった。

 店舗設計事業は売上高が同37.8%増の4億8600万円、営業利益が19.0%増の1900万円だった。デザイナーの増員や新規顧客開拓に注力した。その他周辺ソリューション事業売上高が同6.6%減の6800万円、営業利益が同9.0%減の1600万円だった。

 17年4月期の連結業績予想は前回公表を据え置き、売上高は前期比15.6%増の97億500万円、営業利益は同20.6%増の5億3200万円、経常利益は同24.1%増の5億2000万円、純利益は同31.0%増の3億4900万円を見込む。

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