【株式市場】日経平均は続落だが材料株や昨日の新規上場株などは強い

株式

◆日経平均の終値は1万6414円73銭(199円51銭安)、TOPIXは1300.80ポイント(13.94ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億1743万株

チャート14 9月15日後場の東京株式市場は、円相場が1ドル102円台で強含んだことなどが影響し、引き続きトヨタ自動車<7203>(東1)などの自動車株や機械株などが軟調に推移し、日経平均は200円安の1万6400円前後で小動きを続けて2日続落となった。主な株価指数はそろって軟調。

 円高気味にもかかわらず任天堂<7974>(東1)村田製作所<6981>(東1)は高くなり、任天堂は米アップル社の「iPhone(アイフォーン)」向けゲームなどが好感され、村田製作所はアイフォーンの新製品「iPhone7」の予約が米国で好調とされて注目再燃。ローソン<2651>(東1)は三菱商事による買い増しなどが好感されて一段ジリ高。フライトホールディングス<3753>(東2)はスマホ決済の拡大による恩恵などが言われて次第高。弁護士ドットコム<6027>(東マ)は株式分割などを好感して急伸し、IGポート<3791>(JQS)は人気アニメの体験型バーチャルリアリティコンテンツ制作などが期待されて一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は16億7356万株(前引けは8億1743万株)、売買代金は1兆8744億円(同8483億円)。1部上場1975銘柄のうち、値上がり銘柄数は438(同429)銘柄、値下がり銘柄数は1412(同1412)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は2業種(前引けはその他製品1業種のみ)となり、その他製品、パルプ・紙、のみだった。

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