「iPhone7」日本で発売されアルプス電気など関連株が高い

■今回は発売開始後も「材料出尽くし」にならず注目強まる

 アルプス電気<6770>(東1・売買単位100株)は16日の後場寄り後に7320円(290円高)前後となり、ローム<6963>(東1)は5120円(190円高)、村田製作所<6981>(東1)は1万3325円(515円高)など、「iPhone(アイフォーン)」関連株が後場も高い。

 「iPhone」の新機種「iPhone 7」が16日、日本でも発売開始となり、「東京・渋谷の直営店では、通常より2時間、前倒しした午前8時の開店の前から大勢の客が列をつくり」(NHKニュースWeb、16日10時12分配信より)などと伝えられ、注目が強まった。

 アイフォーン関連株はこれまで、発売日まで期待高が続いても発売開始後は「材料出尽くし」になることがあったというが、今回は異なる展開のため注目されている。主な関連株の値がり率は3~6%程度だが、値嵩(ねがさ)株が多く、値上がり幅が大きいため、「一日に一定額を稼ぎたいデイトレーダーなどにとってはいい投資対象になる」(市場関係者)ようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る