【株式市場】日銀の金融政策会合に見方分かれ日経平均は小反落だがTOPIXは続伸

株式

◆日経平均の前引けは1万6492円15銭(27円14銭安)、TOPIXは1316.97ポイント(5.47ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億1644万株

チャート5 9月20日後場の東京株式市場は、日銀の金融政策決定会合(20~21日)に対する見方が分かれ、一部にETF(上場投信)の買いが縮小されるのではとの憶測があるようで、日経平均は13時頃に軟調転換し、14時30分頃に96円07銭安(1万6403円22銭)まで軟化する場面があった。小反落。主な株価指数では東証マザーズ指数が安い。

 後場は、DeNA(ディー・エヌ・エー)<2432>(東1)が自動運転の公道試験への報道などが言われて一段上値を追い、任天堂<7974>(東1)は腕時計型の端末「ポケモンGOプラス」などへの期待が言われて後場寄り後に一段高の場面があった。上場4日目のデジタルアイデンティティ<6533>(東マ)は一段高のストップ高。アンジェスMG<4563>(東マ)はHGF遺伝子治療薬に関する臨床研究機関の増加の発表が好感されて後場急動意。

 東証1部の出来高概算は17億9559(前引けは8億1644万株)、売買代金は2兆749億円(同9036億円)。1部上場1977銘柄のうち、値上がり銘柄数は932(同1166)銘柄、値下がり銘柄数は876(同663)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、情報・通信、ゴム製品、卸売り、その他製品、金属製品、水産・農林、化学、非鉄金属、などとなった。

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