石油関連株が一斉高となりOPEC減産観測を好感

石油コンビナート

■2008年以来初めて石油生産量を減らすことで合意と伝えられる

 29日の東京株式市場では、OPEC(石油輸出国機構)による減産の観測報道を受け、石油関連株が全面高となり、10時にかけて国際石油開発帝石<1605>(東1・売買単位100株)は6%高の912.0円(54.7円高)、石油資源開発<1662>(東1・売買単位100株)は7%高の2236円(143円高)、三井海洋開発<6269>(東1・売買単位100株)は7%高の1791円(113円高)。また、プラント建設の千代田化工建設<6366>(東1・売買単位千株)は6%高の839円(52円高)前後で推移し戻り高値に進んでいる。

 ロイター通信の報道によると、「(アルジェ28日ロイター):石油輸出国機構(OPEC)は28日、2008年以来初めて石油生産量を減らすことで合意した。主要産油国が足並みをそろえるまで減産は行なわない立場を堅持してきたサウジアラビアが態度を軟化させたとみられる」などと伝えられた。

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