平山は人材育成での先行性など評価され出直りを強める

株式市場 銘柄

■夢真HDが日本サード・パーティ買収と伝わり平山を見直す動きが

 技術者派遣などの平山<7781>(JQS・売買単位100株)は29日、出直りを強める始まりとなり、取引開始後に925円(17円高)まで上げて約1カ月ぶりの920円台となった。出来高も、すでにここ数日の一日平均を上回り活況となっている。

 直接的な上げ要因としては、人材派遣などの夢真ホールディングス(夢真HD)<2362>(JQS)が28日に人材育成などを行う日本サード・パーティ<2488>(JQS)に対するTOB(株式公開買付)を発表したことが挙げられているが、平山については、27日付の日経産業新聞が手厚い人材教育やカウンセリングなど独自の展開を伝え、株価も動意を強めてきた。人材育成での先行性などを改めて好感する動きが強いようだ。株価水準はPBR0.7倍台で1株純資産の7掛けになり評価不足が目立つ。

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