【株式市場】日経平均は軟調だがJASDAQは高く新規上場株は買い気配

株式

◆日経平均の前引けは1万6869円09銭(30円01銭安)、TOPIXは1349.77ポイント(4.16ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億1214万株

チャート5 10月7日(金)前場の東京株式市場は、米国の新規失業保険申請件数の低下などを受けて利上げ前倒しの観測が再燃し、NYダウの反落を受けてソニー<6758>(東1)などが軟調となった。日経平均は反落となり、10時にかけて46円36銭安(1万6852円74銭)まで軟化して前引けも30円01銭安(1万6869円09銭)だった。日経JASDAQ平均は小高いが、主な指数は総じて軟調。

 円相場は、米利上げ観測の再燃によりドル買いの裏返し的な円安となったため、日本郵船<9101>(東1)DOWAホールディングス<5714>(東1)などが堅調。資本・業務提携のセブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)は軟調でエイチ・ツー・オー リテイリング<8242>(東1)は堅調。ストリーム<3071>(東マ)ガーラ<4777>(JQS)はスマートフォン向けゲームへの期待などが言われてストップ高。

 7日、新規上場となったキャピタル・アセット・プランニング<3965>(JQS・売買単位100株)は生保などの金融機関向けのシステム開発などを行い、公開価格は2000円。前場は買い気配のまま初値がつかず、前引けは3400円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は7億1214万株、売買代金は7319億円。1部上場1983銘柄のうち、値上がり銘柄数は539銘柄、値下がり銘柄数は1268銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、ゴム製品、鉱業、保険、石油・石炭、非鉄金属、精密機器、などとなった。

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