エンカレッジ・テクノロジが抑えられてきた相場の勢い再燃し後場一段高

株式市場 銘柄

■自治体など公共機関向け事業への期待が再び強まる

 企業向けシステム運用管理やセキュリティ対策などのエンカレッジ・テクノロジ<3682>(東1・売買単位100株)は12日、後場一段高の急伸となり、16%高の1820円(250円高)まで上げて7月14日以来の1800円台回復となった。9月26日に自治体など公共機関向け事業で株式会社電算(本社:長野県長野市)と新たに協業を開始と発表し、この日を含めて4連騰の20%高。これに続く2段上げ相場が始まったとの見方が出ている。

 テクニカル的な見方としては、9月26日からの4連騰によって8月初旬に発生した急激な下げ(窓:まど)を埋めたため「窓埋め完了」の騰勢一服となったが、ここで抑えられた相場の勢いが微調整を経て再燃してきたとの指摘がある。今期の業績は減益の見込みだが、11月上旬に2017年3月期・第2四半期の決算発表を予定し、これに向けて減益という悪材料が織り込まれる可能性も言われている。

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