本日上場のマーキュリアインベストメントは公開価格の4%安で初値つきその後6%高

新規上場 IPO

■今12月期の業績見通しは経常利益16%増を見込む

 17日、新規上場となったマーキュリアインベストメント<7190>(東2・売買単位100株)は投資事業組合などのファンド運用と自己資金による投資などを行い、日本政策投資銀行、あすかアセットマネジメントの合弁会社として2005年に設立。公開価格は1450円。買い気配で始まり、9時6分に公開価格を4%下回る1390円で初値がついた。しかし9時20分には公開価格を6%上回る1539円まで切り返している。

 会社発表の2016年12月期の業績見通し(連結)は、営業収益が前期比10.9%増の22.70億円、経常利益は同16.4%増の10.48億円、純利益は同15.4%増の7.17億円、1株利益は178円44銭、配当は45.00円。

 公開価格でのPERは8.1倍になり、たとえば日本アジア投資(8518)のPER15倍台、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)のPER30倍前後が参考にされている。

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