環境管理センターが連日急伸し土壌汚染対策費のリスク回避会社との提携を好感

株式市場 銘柄

■東京・豊洲の新・卸売り市場を巡る報道で9月に急伸し今回は騰勢第2波の見方

 環境管理センター<4657>(JQS・売買単位100株)は20日、9時30分にかけて19%高の600円(97円高)まで上げ、昨日のストップ高に続き大幅続伸となっている。19日に土壌汚染対策の費用リスク回避などを行う株式会社フィールド・パートナーズ(東京都千代田区)との資本業務提携を発表し、事業展開が厚みを増すといった見方があり、期待が強まっている。

 発表によると、フィールド・パートナーズは、土壌汚染対策にコストキャップ保証をつけるという独自のビジネスモデルを構築し、コストキャップ保証とは、土壌・地下水汚染対策工事費用を事前に確定させるサービスで、土壌・地下水汚染対策にかかる費用が当初の見積額を超過するリスクに対する保証を供与。汚染対策にかかる費用が事前に確定できるため、顧客にとり土壌・地下水汚染リスクを切り離して安心して不動産取引を進めることが可能になるという。

 株価は9月に新・東京卸売り市場(東京・豊洲)で検出された物質を巡る報道を手掛かり材料として360円前後から577円まで急伸した。この一両日はこの急騰に続く騰勢第2波との見方ができるため、短期での値幅を追う投資家の注目が強まっているようだ。

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