アーバネットコーポは「創業来、最も大きな取引」に注目集まり切り返す、販売用不動産を合計7プロジェクト売却、直前期の売上高に相当

■202億円規模、売り上げ計上は来期、再来期だが業容拡大を再認識

 アーバネットコーポレーション<3242>(東証スタンダード)は5月31日、反発基調となり、412円(2円高)まで上げた後も堅調に売買されて小幅だが切り返している。投資用マンション開発、1棟販売などを行い、30日の15時、販売用不動産の売却(合計7プロジェクト)を発表。「当社創業来、最も大きな取引」「売却価格は直前期(2023年6月期)の売上高総額の開示基準に相当する額」などとしたため注目されている。売り上げ計上は来期および再来期としたが、業容拡大が改めて見直される様子になった。

 発表によると、販売用不動産の売却は、東京都目黒区青葉台の延床面積1685㎡のマンション(RC造/5階B1階/41戸)など合計7プロジェクト、総戸数291戸。契約締結日は24年5月30日。竣工・引渡し及び売上計上は来期(25年6月期)及び再来期(26年6月期)を予定。売却価格は直前期(2023年6月期)の売上高総額の開示基準に相当する額とし、23年6月期の連結売上高は202億64百万円だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る