クリーク・アンド・リバー社が2000年以降の高値を更新、コミュニケーションAI事業に期待

株式市場 銘柄

■AI(人口知能)「リカイアス」で東芝デジタルソリューションズと戦略的な協業関係を構築

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は20日、11時過ぎから急激に上値を追い、1538円(80円高)まで上げて2000年以降の高値を更新。11時頃、東芝デジタルソリューションズ株式会社との協業を発表し、14時30分を過ぎても1500円前後で売買活況となっている。

 第1四半期(3~5月)の連結業績は売上高が前年同期比18%増加し、営業利益は同じく68%増加するなど校長だった。発表によると、両社は、AI(人工知能)により音声や映像から人の意図を理解しビジネスと生活の安心・快適な活動をサポートする東芝コミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」を活用し、製品やサービスについて、共同で事業を企画・推進する戦略的な協業関係を構築する。

 最初の取り組みとして、クリーク・アンドリバー社が声優やタレントなどの声を収集し、「RECAIUS」の音声合成技術を活用した「声」のプラットフォーム 「コエステーション」を、ゲームや電子書籍、アニメーションやTVなどのエンターテインメント分野で幅広く活用されるよう、3000社以上のメディア関連などのクライアント企業での活用を働きかけていく。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る