ミロク情報サービスの株価は、1日に年初来最高値を付けたが、翌日は市場環境の悪化から下げる

株式市場 銘柄

■今期も最高益更新を見込むことに加え、自社株買いもあり、反発が予想される

 ミロク情報サービス<9928>(東1)の株価は、10月31日発表の第2四半期が2ケタ増収大幅増益であったことに加え、自社株買いを発表したことから、翌1日には、年初来最高値2230円を付けた。しかし、2日は日経平均が307円安となった影響で、138円安の2079円で引けている。

 第2四半期の業績は、売上高が前年同期比10.5%増、営業利益同45.9%増、経常利益同44.8%増、純利益同61.6%増であった。

 進捗率は、売上高50.3%、営業利益53.2%、経常利益52.6%、純利益55.2%となる。前年同期の進捗率は売上高50.0%、営業利益47.2%、経常利益47.3%、純利益43.9%と今期の進捗が早いことから利益面での上方修正が期待できる。

 株価は、市場環境の悪化から年初来最高値を付けた翌日に下げているが、今期も最高益更新を見込むことに加え、自社株買いもあり、反発が予想される。

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