第一実業の第2四半期は、プラント用設備等の大口案件の計上もあり、大幅増収増益

■産業機械事業を除き、プラント・エネルギー、エレクトロニクス、ファーマ、航空の4事業が共に好調

 第一実業<8059>(東1)の第2四半期は、プラント用設備等の大口案件の計上もあり、大幅増収増益となった。

 17年3月期第2四半期連結業績は、売上高762億02百万円(前年同期比23.3%増)、営業利益29億73百万円(同73.4%増)、経常利益31億48百万円(同67.3%増)、純利益18億20百万円(同72.2%増)であった。

 好業績の要因は、産業機械事業を除き、プラント・エネルギー、エレクトロニクス、ファーマ、航空の4事業が共に好調で、大幅増収増益だったことによる。

 今期通期連結業績予想は、売上高1500億円(前期比20.8%増)、営業利益45億円(同15.8%増)、経常利益49億円(同11.9%増)、純利益29億円(同9.9%増)、一株当たり利益54.26円を見込む。

 2日の株価は、年初来高値を更新したものの、PBR(実績)0.87倍、PER10.68倍、配当利回り2.95%と株価指標面では割安といえる。

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