インテリジェント ウェイブ 引け後、第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表

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■29日以降の株価は、昨年9月の年初来最高値391円を意識した動きが予想される

 インテリジェント ウェイブ<4847>(JQS)の28日の株価は、前日比4円安の305円で引けたが、引け後、第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表したことから、29日以降の株価は、昨年9月の年初来最高値391円を意識した動きが予想される。

 15年6月期第2四半期連結業績予想は、売上高は前回予想を44百万円上回る28億44百万円(前年同期比6.9%減)、営業利益は1億08百万円上回る1億83百万円(前年同期△1億03百万円)、経常利益は1億03百万円上回る1億83百万円(同△88百万円)、純利益は1億95百万円上回る2億45百万円(同△72百万円)と上方修正により当初予想を大幅に上回る大幅増益を見込む。

 クレジットカードの使用認証や銀行ATMのネットワーク接続を担うパッケージソフトウェアNET+1(ネットプラスワン)やクレジットカードの不正利用を検知するACEPlus(エースプラス)といった同社製品の販売が順調であったことに加え、昨年10 月より取扱開始したパロアルトネットワークス社のマルウェア対策システムTRAPS(トラップス)の販売等、他社製パッケージソフトウェアの売上も順調に推移したことで、当初予想を上回る見込みとなったことから、上方修正となった。
 最終利益については、過年度に計上した投資有価証券評価損の一部について、税務上損金計上することができる見込みとなり、税金費用が1億30 百万円減少したことで、当初予想を大幅に上回る見込みとなった。

 通期については、売上高64億円、営業利益3億80百万円、経常利益4億円と当初予想を据え置いているが、最終利益については前回予想を1億30百万円上回る3億80百万円(前期比341.9%増)を見込んでいる。

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