ジャパンディスプレイは支援融資報道や円安を好感し急反発

株式市場 銘柄

■産業革新機構が500億円規模の金融支援をする方向で最終調整と伝わる

 ジャパンディスプレイ<6740>(東1・売買単位100株)は7日、急反発の始まりとなり、取引開始後に8%高の205円(16円高)をつけて4日ぶりの反発基調となっている。「ジャパンディスプレイに500億円支援へ、産業革新機構」(朝日新聞デジタル11月5日)と伝えられ、円安再燃とともに材料視されている。

 報道によると「政府系ファンドの産業革新機構が、経営不振が続く中小型液晶パネル大手「ジャパンディスプレイ(JDI)」に500億円規模の金融支援をする方向で最終調整に入った。JDIが通常より返済順位が低い劣後債を発行し、革新機構が引き受ける案を軸に検討している。早ければ月内にも正式決定する」という。

 第2四半期の決算発表は11月9日の予定。円相場次第では10月21日につけた戻り高値224円を上抜く展開が見込めると想定する様子もある。

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