【株式市場】円安など好感し朝方は上げるが日経平均は一服しTOPIXは小高い

株式

◆日経平均の前引けは1万7646円51銭(26円11銭安)、TOPIXは1400.28ポイント(0.28ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億179万株

チャート15 15日(火)前場の東京株式市場は、円相場が海外市場から約5ヵ月ぶりの円安になる1ドル108円台に入ったため、自動車株などが続伸の始まりとなり、日経平均は朝方に4日続伸基調の54円96銭高(1万7727円58銭)まで上げた。ただ、その後は円相場が一進一退になった上、自動車株の中でも輸出割合の高いマツダ<7261>(東1)が軟化したことなどが言われて様子見ムードが漂った。TOPIXは小高く続伸基調だが、日経平均の前引けは26円11銭安(1万7646円51銭)となり、主な株価指数では日経JASDAQ平均が軟調。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)が自社株買いなどを好感して上げ、住友不動産<8830>(東1)は第2四半期決算が好感されて活況高。のセキド<9878>(東2)はネットオークション企業との提携が好感されて一時ストップ高。サンバイオ<4592>(東マ)は豪州での特許などが言われて上げ、マルマン<7834>(JQS)は9月決算の大幅増益などが好感されて高い。

 東証1部の出来高概算は12億179万株、売買代金は1兆2076億円。1部上場1986銘柄のうち、値上がり銘柄数は677銘柄、値下がり銘柄数は1146銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る