住江織物は第1四半期報告書の提出完了など好感し値上がり率1位

株式市場 銘柄

■はPER25倍前後になるが低PBRに注目する様子も

 住江織物<3501>(東1・売買単位千株)は16日、取引開始後に19%高の257円(42円高)まで上げ、一時、東証1部銘柄の値上がり率1位に躍り出た。15日に第1四半期決算(2016年6~8月)と第1四半期報告書の提出完了を発表。米子会社で発生した不適切会計の影響が一巡との見方が広がった。第1四半期決算は営業・経常・純利益とも赤字だったが、投資家には織り込み済みの様相となっている。

 2017年5月期の予想連結純利益は前期比3倍の7.4億円、1株利益は9.8円。株価水準はPER25倍前後になるが、PBRが0.5倍台のためこちらの面から割安さに注目する様子はある。

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