【銘柄フラッシュ】アズジェントが急伸し兵機海運など対ロ経済協力関連株も人気再燃

株式市場 銘柄

 30日は、安永<7271>(東1)が引き続きリチウムイオン電池製造に関する新技術などを材料に18.2%高となり、昨日までの5日連続ストップ高に続き一段高。アデランス<8170>(東1)は10月17日から11月29日までの日程で実施してきたアドヒアレンス株式会社によるTOB(公開買付)が完了したと14時過ぎに発表し一段高となりストップ高の16.1%高。ただ、発表では「所定の手続を経て上場廃止」に。日本エスコン<8892>(東1)は「減配なし、配当維持もしくは増配のみ」とする配当政策と記念配当の発表が好感されて11.6%高。黒田精工<7726>(東1)は新モーターコアなどが材料視されてストップ高。

 対ロ経済協力の関連株が再び動意活発となり、ゼニス羽田ホールディングス<5289>(東2)は6.6%高、リンコーコーポレーション<9355>(東2)は6.3%高、鈴与シンワート<9360>(東2)も6.3%高、兵機海運<9362>(東2)は4.3%高。

 WASHハウス<6537>(東マ)は投資ファンド、レオス・キャピタルワークスによる大量保有が判明と伝わり一時ストップ高の17.4%高。エボラブルアジア<6191>(東マ)は東証1部昇格を目指した流通性拡充策が好感されて14.2%高。弁護士ドットコム<6027>(東マ)は「みんなの法律相談」の累計法律相談件数が50万件を突破したことなどが言われて7.4%高。

 アズジェント<4288>(JQS)はイスラエル社の情報セキュリティ製品の販売契約などが材料視されてストップ高の19.0%高。デュアルタップ<3469>(JQS)は自社ブランドマンション好調などが見直される様子で6.1%高となった。

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