石油資源開発が14%高など石油株株が全面高、OPECでの原油減産合意を好感

石油コンビナート

■米ゴールドマン・サックスは2017年上期のWTI原油55ドル予想と伝わる

 12月1日の東京株式市場では石油株・資源株が全面高となり、10時30分を過ぎて石油資源開発<1662>(東1・売買単位100株)は14%高の2659円(332円高)前後で推移して戻り高値を更新し、国際石油開発帝石<1605>(東1・売買単位100株)は11%高の1201.5円(116.5円高)、JXホールディングス<5020>(東1・売買単位100株)は7%高の468.6円(32.2円高)となっている。

 11月30日に開かれたOPEC(石油輸出国機構)総会で約8年ぶりの原油減産を合意したと伝えられ、米WTI原油が一時10%近く急伸して1バレル50ドルに迫るなど、原油市況が急騰。JXホールディングスなどの元売り株については在庫評価の回復による業績押し上げ効果への期待も出ている。OPECでの減産合意を受け、米ゴールドマン・サックスは2017年上期のWTI原油価格を55ドル前後と予想したと伝えられた。

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