トレックス・セミコンダクターは株式価値向上などに期待強く連日戻り高値

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■PERわずか6倍台、半導体製造会社のグループ化も期待要因

 トレックス・セミコンダクター<5706>(東2・売買単位100株)は6日、取引開始後に1753円(72円高)をつけ、4日続伸基調の戻り高値更新となった。11月中旬に発行済み株式総数の16.52%に相当する176万株の自己株式取得を実施。株式価値の向上効果などに期待が強まっている。PERがわずか6倍台という点も注目されている。

 第2四半期の連結業績(4~9月)は、期初に半導体製造会社をグループ化したため、売上高が前年同期比94%の増加となった一方、営業利益は同48%の減少となり、純利益はのれん代にかかわる特別利益などにより同4倍の大幅増益。通期の見通しも同様の傾向だが、来期以降はグループ化効果によって営業利益も上向く期待がある。

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