ブイ・テクノロジーは「グロース株」物色に乗り戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■純利益など6期ぶりに最高を更新する見込み

 ブイ・テクノロジー<7717>(東1)は23日、取引開始後に1万4000円(640円高)台に乗り、約2週間ぶりに戻り高値を更新した。2016年12月20日付で「海外大手フラットパネルディスプレイ(FPD)メーカー複数社より製造装置を受注(総額180億円)」と発表してから出直りを強める相場が続いており、23日は、業績拡大への期待などが再燃したとの見方が出ている。

 株価水準はPER26倍前後、PBR6倍台になるが、業績は好調の見通しで、この発表前から2017年3月期の純利益を11年3月期以来6期ぶりに最高を更新する見込みとしている。このところの株式市場では、割安感のある「バリュー株」部色が一巡して再び高成長の「グロース株」を物色する動きが出ているとの見方があり、グロース株の特徴のひとつは高PER、高PBRとされる。

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