新コスモス電機が12%高、糸魚川大火や首相演説の事前防災など材料視との見方

株式市場 銘柄

■家庭用ガス警報機の大手で1株純資産を下回るため割安感

 新コスモス電機<6824>(JQS)は25日の後場一段高となり、13時にかけて12%高の1431円(153円高)まで上げ、2016年4月以来の1400円台に進んだ。家庭用ガス警報機では専業最大手。12月22日に新潟県糸魚川市で発生した大火災から1ヵ月になり、安倍首相の施政方針演説で「事前防災・減災対策に徹底して取り組み」などと強調されたことなどが期待材料になったとの見方が出ている。

 糸魚川市で発生した大火の直後は強含んだ程度だったが、2017年初早々の1月5日から動意を強めて波状的に上値を追う相場になっている。PERは15倍前後のため割安感は強くないといえるが、PBRは0.7倍弱のため1株純資産を下回る。一部には、東京五輪に向けて、東京都内の木造住

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る