チノーが後場一段高となり1ドル115円台の円安再燃など材料視

株式市場 銘柄

■昨年11月に業績予想を減額したが大幅増益基調は継続の見込み

 チノー<6850>(東1)は27日の後場寄り後に一段高となり、16%高の1321円(187円高)まで上げて売買活況となっている。会社側の最新のIR発表は特段、見当たらず、円相場が一時1ドル115円に入り、昨日夕方の同113円70銭前後から大幅な円安再燃となったことなどが材料視されたとの見方が出ている。

 今3月期の連結業績見通しは、第2四半期決算を発表した16年11月上旬に総じて減額修正し、売上高は前期比3.6%減の188億円としたが、営業利益は減額後も前期比35%増の8.4億円、純利益も同22%増の3.7億円とした。減額後も株価のジリ高基調は継続している。

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