【銘柄フラッシュ】東京コスモス電機など急伸し材料性あるアンジェスMGなども活況高

株式市場 銘柄

 31日は、東証1部の値上がり率1位(ETF:上場投信を除く)がラサ商事<3023>(東1)となり、14時前に業績・配当予想の増額を発表してから一段高となり12.5%高。2位はヤーマン<6630>(東1)となり、4月決算への期待などが言われて後場一段ジリ高の11.4%高。3位はキヤノンマーケティングジャパン<8060>(東1)となり、30日に発表した前期決算や今期見通しが好感されて11.0%高。

 東京コスモス電機<6772>(東2)は車載用フィルムヒーターの受注観測報道などが言われて朝方からストップ高の37.3%高。船場<6540>(東2)は30日に発表した前12月期の決算・配当見通しの増額が好感されて16.5%高。ヤスハラケミカル<4957>(東2)は30日に発表した四半期決算などが好感されて大引け間際まで買い気配のままストップ高の15.0%高。

 Jストリーム<4308>(東マ)は30日発表の四半期決算などが好感されて後場一段高となりストップ高の17.6%高。リアルコム<3856>(東マ)は第三者割当増資の払込日が1月27日になり、いわゆるファイナンス明け相場に期待が衰えず一時2日連続ストップ高となり大引けは16.0%高。アカツキ<3932>(東マ)は連続最高益含みの好業績を受けて12月に急騰した相場の第2幕との見方があり14.5%高。アンジェスMG<4563>(東マ)は高血圧DNAワクチンに関する特許などが材料再燃となって出直りを強め4.4%高。

 日本エマージェンシーアソシエイツ<6063>(JQS)は訪日外国人の医療ツアーなどに期待とされて一段ジリ高の13.3%高。アズジェント<4288>(JQS)はイスラエル社製ファイル無害化ソリューションの普及拡大発表などが言われて8.3%高。ジオネクスト<3777>(JQG)は16年3月就任の新経営陣の下で収益が改善し16年12月期に営業黒字化するなどで勢いがあるとされて6.7%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る