京写の第3四半期の国内売上は自動車関連、スマートグリッド関連の受注好調で増収となる

■海外での受注改善と合理化効果により増益となる

 京写<6837>(JQS)の第3四半期業績は、売上高143億26百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益4億95百万円(同4.3%増)、経常利益5億13百万円(同7.1%増)、純利益 3億81百万円(同21.7%減)となった。最終利益が減益となった要因は、前期に有価証券売却益1億91百万円を特別利益として計上した影響による。

 売上は、国内の基板事業で第3四半期後半から特に自動車関連分野、スマートグリッド関連の受注好調により増収となった。海外については、中国の自動車関連分野の好調に加え、映像関連分野において非日系顧客からの受注拡大により堅調に推移したが、連結では円高の為替影響により減収となった。

 利益は主に海外での受注改善と合理化効果により増益となった。

 今期17年3月期連結業績予想は、売上高200億円(前期比3.2%増)、営業利益7億50百万円(同44.9%増)、経常利益7億円(同36.0%増)、純利益5億円(同5.6%増)を見込む。

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