【株式市場】安倍・トランプ会談が順調で自動車株など高く日経平均は一時140円高

株式

◆日経平均の前引けは1万9483円38銭(104円45銭高)、TOPIXは1558.50ポイント(9.0ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億8886万株

チャート15 13日(月)前場の東京株式市場は、安倍首相と米トランプ大統領との会談で特段、経済や産業界に対する問題などが出なかった上、MYダウが小幅だが過去最高を更新したため安心感が広がり、トヨタ自動車<7203>(東1)などが出直りを強める展開になり、日経平均は取引開始後に140円51銭高(1万9519円44銭)まで上げた。その後はもみ合いに転じたが前引けも104円45銭高(1万9483円38銭)だった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 メキシコに工場を置く自動車関連株に安心感が広がり、この2カ月間に3割下げたマツダ<7261>(東1)は2日続伸。国際石油開発帝石<1605>(東1)は10日発表の四半期決算や原油高などが好感されて出直りを強め、森尾電機<6647>(東2)はトランプ大統領の高速鉄道構想などに期待が強く急伸。アスカネット<2438>(東マ)は空中結像技術を実用化した「AIプレート」販売サイト開設などが好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は9億8886万株、売買代金は1兆1423億円。1部上場2001銘柄のうち、値上がり銘柄数は1440銘柄、値下がり銘柄数は443銘柄となった。(HC)

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