【株式市場】好業績株など強く日経平均は一時86円高まで上げて反発基調

株式

◆日経平均の前引けは2万1742円98銭(35円36銭高)、TOPIXは1752.79ポイント(1.36ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億299万株

◆新規上場のSKIYAKI(スキヤキ)は買い気配のまま公開価格の70%高

チャート2 26日(木)前場の東京株式市場は、様子見姿勢はあったが、第2四半期決算が大幅増益だったファナック<6954>(東1)が昨年来の高値を更新して始まるなど、業績の好調な銘柄や好業績が見込まれる銘柄が強く、日経平均は取引開始後ほどなく堅調相場に転換。9時30分にかけて86円00銭高(2万1793円62銭)まで上げた。前引けも35円36銭高(2万1742円98銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経平均JASDAQ平均ともに高い。

 野村ホールディングス<8604>(東1)などの証券株が日経平均の24日までの16連騰などを手がかりに活況高となり、LINE<3938>(東1)は第3四半期の大幅増益などが好感されて活況高。メドレックス<6532>(東マ)は株式分売によって東証1部などを目指しやすくなるとされて大幅続伸。アエリア<3758>(JQS)は自己株式の取得などが好感されて高い。

 26日、新規上場のSKIYAKI(スキヤキ)<3995>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま値値がつかず、公開価格を3400円70%上回る5780円で買い気配となり、まだ初値はついていない。

 東証1部の出来高概算は7億299万株、売買代金は1兆2099億円。1部上場2032銘柄のうち、値上がり銘柄数は1102銘柄、値下がり銘柄数は813銘柄となった。(HC)

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