【株式市場】円高が再燃し日経平均は一時1万9000円を割るが材料株など強い

株式

◆日経平均の前引けは1万9060円19銭(223円35銭安)、TOPIXは1532.02ポイント(18.12ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億7169万株

チャート9 27日(月)前場の東京株式市場は、米国の利上げを巡る予想などから円高基調が再燃し、日経平均は10時20分過ぎに287円99銭安(1万8995円55銭)まで下押して2月9日以来の1万9000円割れとなった。前引けも223円35銭安(1万9060円19銭)と冴えない。主な株価指数の中では東証マザーズ指数が高い。

 材料株の値動きが活発になり、新田ゼラチン<4977>(東1)は日本再生医療学会にコラーゲン製品を出展とされて大幅続伸。ティーライフ<3172>(東1)は第2四半期の業績予想を増額修正したため上値を追い、モバイルファクトリー<3912>(東マ)は一連動型ゲームの新作に期待が衰えず大幅続伸。上場3日目のユナイテッド&コレクティブ<3557>(東マ・売買単位100株)はストップ高。ミズホメディー<4595>(JQS)は呼吸器感染症遺伝子の検査薬を承認申請との発表が好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は9億7169万株、売買代金は1兆560億円。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は320銘柄、値下がり銘柄数は1592銘柄となった。

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