【株式市場】日経平均は一時330円安だが新規上場のティーケーピーは公開価格の74%高で初値つく

株式

◆日経平均の前引けは1万8970円79銭(291円74銭安)、TOPIXは1522.84ポイント(21.08ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億3346万株

チャート9 27日(月)前場の東京株式市場は、円相場が海外市場から約4ヵ月ぶりの円高水準になったことなどが影響し、日経平均は大幅反落の191円安で始まった後も下値を探る場面があり、10時過ぎに一時330円44銭安(1万8932円09銭)まで下押した。中で富士通<6702>(東1)など個別に強い銘柄はあり、日経平均の前引けは291円74銭安(1万8970円79銭)となった。東証2部指数は高い。

 ルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)が大手証券の目標株価の引き上げなどを受けて高く、東京個別指導学院<4745>(東1)は児童向けの「英語必修化」などが言われて高い。南海辰村建設<1850>(東2)は業績予想の増額が好感されて上げ、ANAP<3189>(JQS)は2月第2四半期の業績に期待とされて高い。

 27日に新規上場となったティーケーピー(TKP)<3479>(東マ・売買単位100株)は、貸し会議室の運営などを行い、11時16分に公開価格6060円を74%上回る1万560円で初値がつき、高値は1万800円、前引けは1万480円。

 東証1部の出来高概算は9億3346万株、売買代金は9823億円。1部上場2010銘柄のうち、値上がり銘柄数は255銘柄、値下がり銘柄数は1658銘柄となった。

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