日本アジアグループ:現場情報共有システム清水建設と共同開発

新製品&新技術NOW

■現場作業者の居場所を検知し、施工管理情報をプッシュ配信

 日本アジアグループ<3751>(東1)傘下の国際航業は、清水建設<1803>(東1)と共同で、建設現場における作業関係者間のコミュニケーション効率の向上を図るために、屋内位置情報を用いた現場情報共有システムを開発した。

 このシステムは、作業現場内に設置した測位インフラから現場作業者の位置を確認し、作業者がいる場所での施工に必要な管理情報をスマート端末にプッシュ配信できるのが特徴である。

■現場重視し、システム開発~ニーズに合わせ使用勝手の改善を図る

 建設業界では熟練工の大量離職時代を控え、現場の生産性向上技術の開発・普及が急がれている。さらに、施工中の現場では、設計・施工情報の変更や、資機材の移動、作業者の入れ替わりなどが常時発生する事情もあり、作業関係者間のリアルタイムな情報共有が生産性向上のカギを握っているといわれるところから、今回のシステム開発の効果が期待されている。

 両社は開発意図について「こうした(上記のような)背景の下、GPS電波が届かず、人やモノのロケーションも日々変化する建設現場に対応した位置情報取得技術を確立し、位置情報を基盤とした現場情報共有システムを開発したものだ。今後、建築現場での試験導入を進めながら、現場のニーズに合わせて、使い勝手のさらなる改善を図っていく」と語り、以下のように説明している。

【現場情報共有システム】

 BLEビーコンを利用した屋内測位インフラ、位置情報に紐づいた施工管理情報データベース、専用アプリケーションソフトで構成されている。
 現場作業者が専用アプリを導入したスマート端末を携行し、ビーコンの設置場所に近づくと、ビーコン電波から位置情報を取得し、その場所に紐づけられた指示・伝達事項や最新の図面・写真データ等をスマート端末にプッシュ配信する。
 また、作業者の位置情報は、アプリの現場内マップ上で確認できるため、施工管理者からの指示伝達等を、作業者の居場所を踏まえて効率的に行うことが可能となる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る