【株式市場】好決算銘柄が主導しNY株高も好感し日経平均は大きく反発

◆日経平均の終値は1万7648円50銭(143円88銭高)、TOPIXは1417.19ポイント(7.08ポイント高)、出来高概算(東証1部)は22億1235万株

チャート15 6日後場の東京株式市場は、今夜判明する米雇用統計などがあるためか午前中の円安基調が鈍化傾向となり、前引け間際に軟調転換したトヨタ自動車<7203>(東1)が弱もみあいを続けたため様子見ムードがあり、日経平均は140円高の一万7650円前後で小動きとなり、朝方の196円05銭高(1万7700円67銭)からは上げ一服となった。ただ、後場寄り後に軟化した東証2部指数と東証マザーズ指数は堅調に転換した。

第3四半期決算が好調だった三菱地所<8802>(東1)をけん引役に不動産株が軒並み高くなり、昨日の発表後に軟調だった旭化成<3407>(東1)も本日は急反発。メディアフラッグ<6067>(東マ)は決算好調観測報道を好感してストップ高、アールビバン<7523>(JQS)は新ゲーム開始が言われて後場もストップ高を続け、アエリア<3758>(JQS)は新ゲーム開始を材料に連日ストップ高。

東証1部の出来高概算は22億1235万株(前引けは10億7321万株)、売買代金は2兆3933億円(同1兆1208億円)。1部上場1862銘柄のうち、値上がり銘柄数は1020(同1053)銘柄、値下がり銘柄数は704(同640)銘柄。

また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は22業種(前引けは23業種)となり、値上がり率上位の業種は、不動産、鉄鋼、その他金融、石油・石炭、金属製品、繊維製品、銀行、証券・商品先物、ガラス・土石、その他製品、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る