日本エンタープライズの今第3四半期は、減収ながら、売上原価、販管費の削減効果もあり、営業・経常利益共に大幅増益

■営業利益率は6.1%と対前年同期比で2.3ポイント改善

 日本エンタープライズ<4829>(東1)の今17年5月期第3四半期は、減収ながら、売上原価、販管費の削減効果もあり、営業・経常利益は共に大幅増益となった。しかし、最終利益については、特損約1億円を計上したことで減益となる。

 第3四半期連結業績は、売上高36億63百万円(前年同期比8.9%減)、営業利益2億25百万円(同47.6%増)、経常利益2億44百万円(同45.6%増)、純利益60百万円(同53.7%減)となった。

 コンテンツサービス事業は売上高13億88百万円、セグメント利益5億60百万円と減収ながら増益。

 ソリューション事業は、売上高22億74百万円、セグメント利益40百万円と増収ながら新サービスの開発費用もあり減益となった。

 全体の営業利益率は6.1%(前年同期3.8%)と2.3ポイント改善している。

 通期連結業績予想は、売上高53億円(前期比4.2%減)、営業利益3億30百万円(同50.2%増)、経常利益3億50百万円(同38.6%増)、純利益1億35百万円(同58.7%減)を見込む。最終利益の大幅減益予想は、前期に特別利益2億90百万円があった影響。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る