ティーケーピーはマレーシアに設立した子会社のもとで「TKP クアラルンプールカンファレンスセンター」を出店

■今後マレーシアにおいて会議室を展開し、会議室ネットワークを拡充する予定

 ティーケーピー<3479>(東マ)は14日、 マレーシアに設立した子会社のもとで「TKP クアラルンプールカンファレンスセンター」を出店する。

 今後マレーシアにおいて会議室を展開し、会議室ネットワークを拡充していく予定。

 同社は2005年の創業以来「オフィスのタイムシェアリング化」「ホテル宴会場のビジネス再生」「ハイブリッドな空間の再生」などイノベーションを続けている。中核事業である貸会議室事業は、企業が保有する遊休不動産を集約し、法人向け貸会議室ネットワーク「TKP貸会議室ネット」として利便性高くリーズナブルに「タイムシェアリング」する仕組みにより、新しいマーケットの創出に成功。現在では同社が運営する貸会議室・ホテル宴会場は日本全国および海外6都市で1,780室、12万席を超える規模に成長している。次世代の礎とすべく、貸会議室事業の設備・サービスの更なる拡充を図るとともに、貸会議室事業から派生する多様なニーズに対応する、ホテル&リゾート事業、料飲・ケータリング事業、イベント運営・制作事業、コールセンター・BPO事業などの多岐にわたる分野を有機的に結び、顧客にとってより付加価値の高い総合サービスの実現に注力している。

 特に、4月は、新入社員の教育のための貸会議室のニーズが旺盛で、同社にとっては稼ぎ時といえる。

 また、今回のニュースのように、国内だけでなく海外での事業展開にも積極的である。

 今18年2月期業績予想は、売上高が268億3900万円(前期比22.8%増)、営業利益が32億7100万円(同25.8%増)、経常利益が30億2100万円(同24.5%増)、純利益が17億0500万円(同29.6%増)と2ケタの増収増益を見込む。

 14日の引け値は、10030円と引け値ベースでは、上場日の3月27日の9970円に次ぐ安値であることから、反発が期待できる。

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