夢の街創造委員会は連結子会社であるデリズの株式を譲渡することを決議

■連結子会社から除外されるが、「出前館」の取引先として、今後も協力体制を維持

 夢の街創造委員会<2484>(JQS)は25日、連結子会社であるデリズの発行済株式の51.00%の株式を、デリズの代表取締役である井土朋厚氏に譲渡(売却)することを決議した。

 デリズは、直営店の店舗展開及びデリバリー事業の立ち上げノウハウをベー スに、既存の飲食店にデリバリーの新規導入を提案し、店舗の売上にデリバリーの売上をプラスする、という独自のFCモデルを展開してきた。

 一方同社は、配達機能を持っていない飲食店の「出前館」への新規加盟とその配達代行により、ユーザーに新たな店舗やメニューの選択肢を提供することが可能となる、日本初の「シェアリングデリバリー事業」のビジネスモデルを構築し、新市場の開拓を進めているところである。

 ところが、デリズとの関係が同社グループ全体の経営基盤の安定化、内部管理体制の強化につながらないと判断したため、同社が所有するデリズの全株式を譲渡することとなった。

 しかし、デリズは、同社の連結子会社から除外されるが、「出前館」の取引先として、今後も協力体制を維持していくとしている。

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