【株式市場】(14時50分現在)好業績株や材料株が強く日経平均は終日堅調で反発

株式

◆日経平均は1万9731円45銭(118円17銭高)、TOPIXは1573.88ポイント(8.66ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億4219万株

 24日後場の東京株式市場(14時50分現在)は、前場からの円安基調がやや鈍化したためトヨタ自動車<7203>(東1)などは軟調に推移したが、同じ自動車株でもホンダ<7267>(東1)は13時過ぎにかけて一段ジリ高になるなど、北米景気敏感株が総じて堅調推移。日経平均は朝方の169円53銭高(1万9782円81銭)を上抜く勢いはなかったが110円高(1万9720円)前後で堅調に推移した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、デジタルアーツ<2326>(東1)が先の決算発表を受けて東海東京調査センターが目標株価を4000円から6000円に引き上げたと伝えられて一段高。GMOクラウド<3788>(東1)も好業績への評価再燃とされて一段ジリ高。堀田丸正<8105>(東2)RIZAP(ライザップ)グループ<2928>(札幌A)による資本参加が思惑を呼びストップ高。ぱど<4833>(JQS)も同じく資本参加を受けていて思惑が広がりストップ高。エンバイオホールディングス<6092>(東マ)は子会社と東京農工大学によるゲノム研究成果が伝えられてストップ高。

 東証1部の出来高概算は14億4219万株(前引けは8億5018万株)、売買代金は1兆7806億円(同1兆485億円)。1部上場2016銘柄のうち、値上がり銘柄数は1336(同1284)銘柄、値下がり銘柄数は546(同557)銘柄。

また、東証33業種別指数は31業種(前引けは30業種)が上げ、値上がり率上位の業種は、その他製品、海運、証券・商品先物、銀行、パルプ・紙、電力・ガス、機械、電気機器、その他金融、精密機器、などとなっている。 (HC)

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