【株式市場】日経平均は一時529円高、NY株高を受けトヨタは再び上場来の高値

東証アローズ 東京証券取引所

◆日経平均は2万8748円21銭(525円73銭高)、TOPIXは2015.20ポイント(28.38ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億247万株

 1月12日(水)前場の東京株式市場は、NY株式のダウ5日ぶり反発、半導体株高などを受け、東京エレク<8035>(東1)などが大きく反発して始まり、米景気回復の期待などから自動車、海運、大手商社株なども高い。トヨタ自<7203>(東1)は4日ぶりに株式分割など調整後の上場来高値を更新。原油高を受けINPEX<1605>(東1)は昨年来の高値。日経平均は227円高で始まり、しばらく上げ幅300円台で推移したが、午前11時前から一段高、前引け間際には528円99銭高(2万8751円47銭)まで上げた。

 タマホーム<1419>(東1)が四半期決算と通期の業績・配当予想の引き上げなど好感されて急伸し、プレス工<7246>(東1)は証券会社の投資判断などを受けて急伸し昨年来の高値。ウェルス・マネジメント<3772>(東2)も業績予想の引き上げなど好感されて大幅に出直り。12月上場のリニューアブルJPN<9522>(東マ)は昨日まで2日連続の上場来安値から急反発。京写<6837>(JQS)は東証新市場区分での実質昇格上昇などが材料視されJQ市場の値上がり率トップ。

 東証1部の出来高概算は6億247万株、売買代金は1兆5120億円。1部上場2185銘柄のうち、値上がり銘柄数は1897銘柄、値下がり銘柄数は221銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、鉱業、金属製品、海運、電機機器、機械、化学、ガラス土石、繊維製品、サービス、不動産、非鉄金属、情報通信、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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