デジタルアーツ高値に迫る、ソフトバンクGやアライドテレシスとの連携など好感

株式市場 銘柄

■連続最高益を更新する見込みで買い安心感

 デジタルアーツ<2326>(東1)は5日、再び値幅を広げて始まり、取引開始後に4045円(140円高)をつけて5月31日につけた東証1部移籍後の最高値4190円に迫っている。情報セキュリティ製品の大手で、6月1日付で、ソフトバンクグループ<9984>(東1)のフィルタリングサービス「あんしんフィルター for SoftBank」のiOS版にWebフィルタリングシステムをOEM提供と発表したほか、2日付では、情報漏洩防止と内部統制を推進するWebフィルタリングソフトがアライドテレシスホールディングス<6835>(東2)のソリューションとの連携を発表。期待が広がっている。

 前期・17年3月期の連結業績は営業、経常利益とも前の期比で8割増加。今期・18年3月期の見通しは営業利益を10%の増加とし、伸び率そのものは鈍化するが、純利益などが続けて最高益を更新する見込み。割安感が強いといえる。(HC)

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