パイロットコーポレーションが高値に迫る、相続株式の売却を吸収する自社株買いなど好感

パイロットコーポレーション

■発行株数の16%に相当する762万株を上限に自社株買い

 パイロットコーポレーション<7846>(東1)は16日、大きく上値を追い、取引開始後に4825円(235円高)をつけて年初来の高値5000円に迫っている。15日付で、発行済株式総数(自己株式を除く)の16.27%に相当する762万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表し、注目されている。

 発表によると、2017年5月に逝去した大株主の故・高洪明氏の相続人より、同氏の保有する同社株式について売却の意向を有している旨の連絡を受けた。当該株式が一時的に市場に放出されることによる同社株式の市場株価への影響等を考慮した上で、当該株式を自己株式として取得することにより、市場へ与える影響を低減し、かつ今後の経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にすると判断した。(HC)

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