大塚ホールディングスは米アバニア社の好調など言われ全体相場に逆行高

株式市場 銘柄

■「トランプ砲」の標的にはなりにくいとの見方あり日経225採用も材料視

 大塚ホールディングス<4578>(東1)は16日、10時50分にかけて5771円(121円高)まで上げて反発幅を広げ、日経平均の170円安など全体相場に逆行高となっている。2014年末に買収を発表した米国アバニア社(カリフォルニア州)の世界初で唯一の情動調節障害の治療薬「NUEDEXTA」が先の四半期決算でも好調に推移し、トランプ米次期大統領が自動車業界に続いて薬品業界にも「トランプ砲」を向けて警戒感が強まる中で、大塚HDへの影響は軽微だろうといった期待が出ている。2016年12月期の決算発表は2月14日13時30分の予定だ。

 また、1月24日の売買からは、ミツミ電機とミネベアの経営統合を受けて日経225種平均株価の構成銘柄に採用される。採用後は同平均株価との連動をめざす投資信託による組み入れ需要が発生するため、これを先取る動きもあるようだ。

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