【銘柄フラッシュ】オンキヨーなど急伸し株価2ケタのティアックは出直り強める

銘柄

 22日は、スターティア<3393>(東1)がストップ高の16.1%高となり、AR(拡張現実)サービス拡大に向けて中国に合弁会社と発表したことなどが好感されて東証1部の値上がり率1位。日本カーバイド工業<4064>(東1)三菱電機<6503>(東1)が開発した「空中ディスプレイ」にリフレクター(再帰反射シート)が採用されたとの発表が注目されて9.9%高となり東証1部の値上がり率2位。ティアック<6803>(東1)は22日付でフォノアンプを発表したほか生体計測機器などの事業もあり、株価2ケタのため思惑含みとされて戻り高値を更新の8.5%高となり東証1部の値上がり率3位。

 サンテック<1960>(東2)は21日に業績予想の増額修整を発表しストップ高の15.5%高。ジー・スリーホールディングス<3647>(東2)は5月締めの第3四半期業績が好調との見方があり7.0%高となって2016年8月につけた上場来の高値を更新。

 シリコンスタジオ<3907>(東マ)は「ニンテンドースイッチ」への製品対応に続き米社と共同開発するスマートフォン向け新ゲームの公式SNS公開との発表が材料視されて2日連続ストップ高の20.0%高。テモナ<3985>(東マ)はネット通販の普及による地方活性化を目的に「ネッパン協議会」に参加し積極展開とされて10.9%高となり大幅反発。

 オンキヨー<6628>(JQS)は簡単に電話会議を実現する小型のスピーカーフォンが「音声認識AI」への発展を連想させるとされて連日ストップ高の26.0%高。エスケーエレクトロニクス<6677>(JQS)は6月の日本リハビリテーション医学会学術集会に出展した最新のウェアラブル医療機器や握力サポートウェアラブルロボットなどに注目する様子があるようで11.0%高の急伸となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る