JPホールディングスは大きく出直る、東京都議選の都民ファーストの会圧勝など材料視

株式市場 銘柄

■厚生労働省の保育関連賃金の支援要件緩和報道も好感

 保育園運営などのJPホールディングス<2749>(東1)は3日、大きく出直って始まり、朝方に314円(13円高)まで上伸。すでに出来高は10時現在でここ1週間の一日平均を上回る活況となっている。2日投開票の東京都議選で小池百合子東京都知事が代表を務める都民ファーストの会が圧勝し、小池都知事は就任時から子育て支援や保育所不足・待機児童の解消などに積極姿勢を示しいるため、事業環境に追い風と期待する投資家が少なくないようだ。

 また、3日は「厚生労働省は保育の人材不足解消に向け、賃金の支援対象となる保育補助にあたる人の雇用要件を大幅に緩和する」(日本経済新聞7月3日付朝刊)と伝えられたことに注目する様子もある。報道によると、「都市部では特に保育士不足が深刻で、設備は整っているのに、保育士や補助の人手不足のために定員まで預かれない施設もある」とするが、調査筋によると、同社はまさにこうしたケースに相当するという。(HC)

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