【株式市場】北朝鮮が重大発表と伝わり日経平均は14時過ぎから軟化し反落

株式

◆日経平均の終値は2万32円35銭(23円45銭安)、TOPIXは1609.70ポイント(4.71ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億5772万株

チャート5 4日後場の東京株式市場は、13時前から日経平均が次第に値を消し始め、13時30分頃には前日比で軟調転換。北朝鮮が午後3時半に「重大発表」と伝わり、14時過ぎには一時84円27銭安(1万9971円53銭)まで軟化して2万円の大台を割る場面があった。防衛関連株の日本アビオニクス<6946>(東2)などが活況高。NY株式は今夜、独立記念日休場のため模様ながめムードが強い。大引けは2万円を回復したが前日比で反落し、東証2部指数とマザーズ指数、日経JQSDAQ平均も小反落となった。

 後場は、猛毒のアリ「ヒアリ」対策を材料視する相場になってサニックス<4651>(東1)アサンテ<6073>(東1)フマキラー<4998>(東2)などが活況高となり、比較.com<2477>(東マ)は米国の宿泊予約システム企業との提携などが材料視されて2日連続ストップ高。燦キャピタルマネージメント<2134>(JQS)は不動産子会社の収益拡大などが好感されて活況高。

 東証1部の出来高概算は18億5772万株(前引けは8億8270万株)、売買代金は2兆5053億円(同1兆1408億円)。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は530(同923)銘柄、値下がり銘柄数は1374(同953)銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種(同18業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、輸送用機器、海運、鉱業、保険、その他金融、石油・石炭、不動産、銀行、倉庫・運輸、となった。(HC)

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