ヨコレイ:名古屋港に27年振り新設、新物流センター来秋完成!

■「貨物に優しい」自然対流冷却方式など採用

 ヨコレイ(横浜冷凍)<2874>(東1)は、このたび、愛知県名古屋市港区に「名港物流センター(仮称)」を新設することを決め、6月30日(金)現地で起工式を行い、同社の吉川会長、西山社長など役職員や、施工関係者など約45名が出席した。

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起工式を行った「名港物流センター(仮称)」完成予想イメージ図

■物流変化に適合した冷蔵倉庫~吉川会長など思いを語る

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挨拶を行う吉川会長(左)、斎鍬を入れる西山社長(右)

■「貨物に優しい」自然対流冷却、電動式移動ラックに連動させたカーゴナビゲーションシステムなど作業時間短縮化も

 新設する新物流センターは、自然冷媒(NH3、CO2)を用いた貨物に優しい自然対流冷却方式を採用し、電動式移動ラックは、「カーゴナビゲーションシステム」と連動させ、フォークリフトによる入出庫作業をスムーズに運営でき、倉庫内での作業時間を短縮化できる。
 また、屋上に太陽光発電システムを設置し、「人」に「もの」に「地球」に優しい冷蔵倉庫となっている。

■「いま」に適合した物流機能(会長)、地元から期待されたセンター(社長)~あいさつで語る

 吉川会長は「名古屋地区で27年ぶりの冷蔵倉庫。近年、物流が大きく変化する中、現状(いま)に適合した物流機能を持った冷蔵倉庫となる」と、センター建設への意気込みを語り、また、西山社長は、同社が神奈川県外に初めて進出した地域が名古屋であったことを振り返りながら「今回の物流センターは地元からも非常に期待されている」と述べた。

なお、竣工は2018年11月を予定している。

【主な設備】
・高効率自然冷媒冷凍機・屋上太陽光発電システム・電動式移動ラック・カーゴナビゲーションシステム・ハイブリッドデシカント陽圧システム

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