【銘柄フラッシュ】パルステック工業など急伸し三菱電機系の協栄産業、立花エレテックは連日活況高

銘柄

 25日は、協栄産業<6973>(東1)がストップ高の35.7%高と大幅続伸し、引き続き長寿命蓄電池や筆頭株主・三菱電機<6503>(東1)が電線なしで充電などができる無線給電装置を開発と伝えられたことなどが思惑材料とされて凍傷1部の値上がり率1位。同じく三菱電機系の立花エレテック<8159>(東1)も2.0%高程度だが高値を連日更新。新日本理化<4406>(東1)は仕手色の強いイメージがあり環境対応型の潤滑油などが言われて16.5%高となり東証1部の値上がり率2位。ソルクシーズ<4284>(東1)は今12月期の業績予想の増額修整などが好感されて10.8%高となり東証1部の値上がり率3位。

 パルステック工業<6894>(東2)新東工業<6339>(東1)との提携が25日付の日刊工業新聞で伝えられ材料視されたとの見方でストップ高の26.3%高。JFEシステムズ<4832>(東2)は通期で連続最高益が見込まれる好業績を見直す動きとされて5.5%高と戻り高値を更新。

 ASJ<2351>(東マ)は第1四半期の業績が前年同期比で完全黒字化したことなどが好感されてストップ高の21.4%高。ツナグ・ソリューションズ<6551>(東マ)はまもなく上場1ヵ月になり、日系の投資ファンド、レオス・キャピタルワークスによる大量保有が判明したと注目されてストップ高の15.5%高。

 トミタ電機<6898>(JQS)は7月締めの第2四半期業績が好調との見方があり17.5%高と急伸。シンワアートオークション<2437>(JQS)はかねて富裕層を対象に海外不動産事業に進出との発表が材料視されて急騰してきたところに税理士法人・ネイチャー国際資産税(東京都千代田区)と海外の不動産事業に関する提携を発表したため連日ストップ高の15.7%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る