オムロンは自社株買いと第1四半期業績を好感し高値を更新

株式市場 銘柄

■第1四半期の売上高は前年同期比10.2%増加

 オムロン<6645>(東1)は28日、急伸して始まり、取引開始後に9%高の5680円(470円高)をつけて2015年6月以来5600円台に進んだ。27日の取引終了後に第1四半期決算(4~6月、米国会計基準・連結)と自己株式の取得(自社株買い)を発表。好感されている。

 第1四半期は、売上高が前年同期比10.2%増加し、営業利益は同2.3倍に急増し、純利益は同95.8%増加した。3月通期の予想は据え置き、売上高は前期比2%増の8100億円、税引き前当期利益は横ばいの655億円、純利益は同5.5%増の485億円、1株利益は226円84銭。

 自社株買いは、取得上限株数が500万株(保有自己株式を除く発行済み株式総数の2.34%)、期間は7月28日から2018年7月27日。(HC)

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