フルキャストHD、エントリーを全株式取得し子会社化、短期人材マッチング強化へ
- 2026/2/2 07:41
- IR企業情報

■顧客基盤と全国ネットワーク融合でシナジー追求
フルキャストホールディングス<4848>(東証プライム)は1月30日、エントリーの全株式を取得し、子会社化すると発表した。少子高齢化に伴う労働力人口の減少を背景に、人材確保ニーズが中長期的に拡大する事業環境を踏まえた判断であり、同社が掲げる「中期経営計画2029」に基づく成長戦略の一環として位置付ける。シナジーが見込める事業領域への積極的なM&Aを通じ、競争優位性の確立とサービス付加価値の向上を図る狙いだ。
エントリーは、物流・ロジスティクス関連業務を中心とした短期人材マッチング事業で強固な顧客基盤と全国ネットワークを構築してきた。有力企業として一定の業績規模を有しており、両社の顧客基盤、営業体制、募集・教育・コンプライアンス体制、DX施策などを掛け合わせることで、提供価値の向上や取扱高の拡大、運営効率の改善による収益性向上が期待される。
取得株式数はエントリー普通株式1,400株で、取得価額は10億7000万円、アドバイザリー費用等を含めた概算額は10億7700万円となる。取得後の議決権所有割合は100%だ。エントリーは直前事業年度に純損失を計上したものの、役員報酬削減や広告宣伝費圧縮などのコスト削減策により早期黒字転換が可能とみている。業績への影響を織り込んだ2026年12月期の業績予想は、2月公表予定の決算短信で開示する方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)





















