アセンテックは今1月期第2四半期の営業利益を3.3倍上方修正

■仮想デスクトップビジネスの事業領域が堅調に推移

 アセンテック<3565>(東マ)は3日、2018年1月期第2四半期業績予想の上方修正を発表した。

 同社はITインフラ全般を事業領域として、仮想デスクトップ並びに仮想インフラソリューションに関わる製品及びサービスを提供している。

 売上高は従来予想を5億50百万円上回る21億50百万円(従来予想比34.4%増)、営業利益は同1億40百万円上回る2億円(同3.3倍)、経常利益は同1億38百万円上回る2億円(同3.2倍)、四半期純利益は同92百万円上回る1億35百万円(同3.1倍)とした。通期計画に対する進捗率が、営業利益60.9%、経常利益86.2%、四半期純利益84.4%と利益面高水準で推移の見込み。

 同社はITインフラ全般を事業領域として、仮想デスクトップ並びに仮想インフラソリューションに関わる製品及びサービスを提供している。売上高は働き方改革に向けたテレワーク導入案件等の増加に伴い、仮想デスクトップ需要の高まりにより、仮想デスク トップビジネスの事業領域が堅調に推移し、業績予想を上回る見込みとなった。 なお、近年SSDの技術進化とコスト低減により、世代交代が進み、フラッシュストレージ を中心とした先進ストレージ需要が高まり、仮想インフラ及びストレージの事業領域も堅調 に推移し、売上高に貢献した。 利益面では、売上高の増加に加え、仮想デスクトップを展開するうえでの同社のコンサル ティングサービス等のプロフェッショナルサービスが増加した。

 今18年1月期業績予想は、前回予想数値を据置き、売上高38億円(前期比16.0%増)、営業利益2億30百万円(同7.4%減)、経常利益2億32百万円(同6.5%増)、純利益1億60百万円(同14.2%増)としている。

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