マーチャント・バンカーズの22年3月期は経常利益が65%増加し純利益は黒字転換

マーチャント・バンカーズ

■マーチャント・バンキング事業が安定拡大しオペレーション事業の損失改善

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は5月13日の17時過ぎに2022年3月期の連結決算を発表し、売上高は27.20億円(前期比66.3%増)、経常利益は2.18億円(同64.8%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前期の0.44億円の赤字から0.70億円の黒字に転換した。

 マーチャント・バンキング事業が賃貸用不動産から得られる賃貸収入をベースに国内外での投資収益などで安定的に拡大し、収益用不動産の一部売却も上乗せされた。オペレーション事業では宿泊施設、ボウリング場、インターネットカフェ店舗及び服飾雑貨店の運営、並びに給食業務の受託を行っており、新型コロナウイルスの影響を大きく受けたが、セグメント損失は改善した。

 今期・2023年3月期の連結業績見通しは、売上高27.50億円(前年同期比1.1%増)、営業利益5.00億円(同49.2%増)、経常利益3.60億円(同64.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2.30億円(同225.2%増)を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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