マーキュリアインベストメントはIR・広報拡充、大幅増益など評価され全体安の中で底堅い

株式市場 銘柄

■今後の戦略として新たに「営業IR部」を新設し投資家対応などの充実を図る

 マーキュリアインベストメント<7190>(東2)は18日の後場、1509円(28円安)で始まり、全体相場が米国株の急落を受けて下押す中で底堅い相場になっている。この日午前、第2四半期決算(2017年1~6月累計・連結)のアナリスト向け説明会を開き、今後の戦略として、「新たに『営業IR部』を新設し、投資家対応、IR・CSR・広報活動の一層の充実を図る」などとした。経常利益は第2四半期までで通期見通しの87%を確保している。

 第2四半期の連結決算そのものは8月10日に発表し、運営管理するファンドの好調な完了などにより、営業収益は前年期同比94%増加して27.3億円となり、経常利益は同じく2.2倍の15.1億円となった。12月通期の見通しは据え置き、営業収益は前期比41%増の35.5億円、経常利益は同40%増の17.5億円、純利益は同46%増の12.5億円、1株利益は91円13銭。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る